★米マサチューセッツ州 水圏環境回復に31万$
アメリカ東北部マサチューセッツ州が、地域の水圏環境の回復などを目的とした州内の10事業に対し、合計31万$(約3,300万円)を補助する。このうちアメリカウナギなど回遊魚を対象にした魚道の設置や成育場の回復などの活動を行うHarwich保全基金には4万$(約420万円)が割り当てられた。
“Cape Organizations Receive State Money For Water Protection, Habitat
Restoration Efforts” (CapeCod.com, US)
http://www.capecod.com/newscenter/cape-organizations-receive-state-money-for-water-protection-habitat-restoration-efforts/
★ナショナルトラスト指定公園にウナギ用魚道新設
イギリス中部ウォリックシャー州にあるCharlecote公園にこのほど、ウナギ用魚
道が新設される。園内を流れるDene川の堰によりウナギの移動が阻害されているためで、環境庁とナショナルトラストが合同で事業を行う。魚道自体は750£(約10万4千円)、建設費に2,500£(約34万6千円)かかり、一部は遊漁料から補助される。
“£3,000 boost for eel recovery at Charlecote Park”(Stratford Herald, UK)
http://www.stratford-herald.com/55861-3000-boost-eel-recovery-charlecote-park.html
★輸入うなぎ、続々入荷
土用の丑の日を前にうなぎの輸入量がピークを迎えている。日本が輸入するうなぎの約6割を取り扱う成田空港では19日、およそ1tの活鰻の輸入手続きが行われた。立ち会った輸入会社によると、今年は国産のうなぎの流通量が少ないため、輸入品、特に中国産は国産に近い値段で取引されているという。
“土用のうしの日前にうなぎの輸入がピーク 成田空港” (NHK、日本)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160719/k10010600991000.html
「日刊 世界のウナギニュース」は 平日の(およそ)毎日、研究室スタッフの山岡が世界のウナギニュースを厳選し、海外のものは抄訳をつけてお届けします。