★うなぎ蒲焼 食べて一部募金
生活協同組合ユーコープが6日から、静岡県などの一部店舗で、蒲焼1点につき3円を完全養殖の研究費として寄付する「うなぎぼきん」を始めた。宅配は29日受付分まで、店舗は8/2まで。この取り組みは今年で2年目。生協ではウナギの消費だけではなく保全にも目を向けるよう消費者に対して呼びかけている。
“ウナギ食べて守って ユーコープ、売り上げ一部養殖研究へ” (静岡新聞SBS、日本)
http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/unagi/257838.html
★サルガッソ海で異変? ホンダワラ、大量打ち上げ
アフリカ西海岸に面するシエラレオネの浜に打ち上げられた大量のホンダワラ属藻類が腐敗して問題となっている。現在、重機による清掃が行われているが多くは残ったままだ。この藻類はヨーロッパウナギ、アメリカウナギの産卵場だとされているサルガッソ海に繁茂する。大量打ち上げは、メキシコ、カリブ海とアフリカ西海岸で2011年に初めて見られ、2015年は特に量が多かった。米Southern Mississipi大学ガルフ沿岸研究所(the Gulf Coast Research Laboratory at the University of Southern Mississippi)のFranks研究員は、海水の水温上昇
かアフリカから流れる栄養塩の変化により、藻類の成育地が赤道付近まで拡大し、大西洋の両岸に流されたのではないかと考えている。
“Seaweed smothers beaches in Sierra Leone” (Al Jazeera, QA)
http://www.aljazeera.com/news/2016/07/seaweed-smothers-beaches-sierra-leone-160706093304524.html
「日刊 世界のウナギニュース」は 平日の(およそ)毎日、研究室スタッフの山岡が世界のウナギニュースを厳選し、海外のものは抄訳をつけてお届けします。