水産庁、2017年漁期シラスウナギ池入れ量据え置き(日刊 世界のウナギニュース2016年7月11日)

★水産庁、2017年漁期シラスウナギ池入れ量据え置き
水産庁は8日、2017年漁期のシラスウナギ池入れ量を前年同様21.7tにすると発表した。この数字は3年連続同じ。日中台韓間での書面により合意された。
“ウナギ養殖量、現状維持=3年連続同水準、日中など合意-水産庁” (時事ドットコム、日本)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070800868&g=eco

★デンマークでウナギ稚魚1万1000匹放流
デンマーク北部Ajstrup湾のMariagerfjordで10日までにウナギの稚魚1万1000匹が遊漁者らにより放流された。1匹あたりおよそ体長10cmで単価は2DKK(日本円約30円、ヨーロッパ南部から輸送されてきた。デンマーク全体では今年150万匹のウナギが放流される予定で、10%は海水域、40%は河川、50%は湖で行われる。
“Åleudsætning i Mariagerfjord – Nyt liv til fjorden” (Fjordavisen、DK)
http://www.fjordavisen.nu/?Id=17348

★うな丼の未来IV開催、研究者らが議論
9日、東京大学で「うな丼の未来IV 丑の日のあり方を考える」が行われた。研究者らが保全策、シラスウナギの来遊時期の変化、養鰻業の歴史、ウナギ味のナマズの養殖研究について発表し、議論が行われた。
“科学がうなぎ救う!?「うな丼の未来」を考える(16/07/09)” (ANN NEWS、日本)
https://www.youtube.com/watch?v=lFM3rGf3CwE

「日刊 世界のウナギニュース」は 平日の(およそ)毎日、研究室スタッフの山岡が世界のウナギニュースを厳選し、海外のものは抄訳をつけてお届けします。

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