南太平洋のウナギ7種 大規模生態調査へ(日刊 世界のウナギニュース2016年7月6日)

★南太平洋のウナギ7種 大規模生態調査へ
東京大学や日本大学などを中心とした世界9か国の研究機関が7/11から10/4まで、これまでほとんど研究されてこなかった南太平洋に成育するウナギ7種の航海調査を行う。グアム周辺からタヒチ島沖で、仔稚魚や卵の採集や水温などの成育環境を分析する。研究チームは調査結果がウナギの完全養殖に役立つとみている。
“東大などがウナギ本格調査、“謎”を解明し安定確保へ” (TBS News i、日本)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2813756.html
“東大など、ニホンウナギ以外の7種を南太平洋で調査” (日本経済新聞、日本)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG05H6R_V00C16A7CR8000/

★スーパーはより倫理的な行動を デンマーク
デンマークのスーパーでは、消費者が倫理的選択ができるようラベルが張られているが、その数は100以上あり、消費者の混乱を招いている。また、絶滅危惧種であるウナギや森林伐採により生産されているパーム油が安く売られていると、その商品の背景を知らない消費者が意図せずサステナブルでない行動をとる事につながる可能性があると筆者は懸念している。販売者はその商品の生産過程を示したり、どのように持続可能な利用に対して取り組んでいるかを具体的に消費者に伝えるべきだとされている。
“Seeberg: Supermarkeder skal proppe mere etik i køledisken” (Kristeligt Dagblad, DK)
http://www.kristeligt-dagblad.dk/sundhed-helbred/etik-i-koeledisken

「日刊 世界のウナギニュース」は 平日の(およそ)毎日、研究室スタッフの山岡が世界のウナギニュースを厳選し、海外のものは抄訳をつけてお届けします。

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