日刊 世界のウナギニュース(2016年4月28日)

★EUが、今年9月に開催されるワシントン条約締約国会議で、日本を含めた国際取引の実態調査を行う事を決めた。今回の提案は、うなぎの最大消費国である日本などに向けて対策の重要性を訴えるものと見られている。
“ウナギの国際取引の実態調査 EUが国際会合に提案へ” (NHK NEWS WEB、日本)

以下のサイトでも報じられています。
時事通信
日本経済新聞

★ニュージーランド南島中央部にあるForsyth湖で藻類が大量発生し、生息するウナギなどの死因となっている。ティースプーン1杯程度でヒト1人が死ぬほどの毒性をもつという。この湖では水質改善のために、湖の一部を海とつなげるなどの対策を何度も行ってきたが、今夏は高温・少雨で湖があたためられ、土壌中のリンが溶出した事が大量発生につながったと考えられている。
“Canterbury lake’s toxic algae enough to kill” (Newshub., NZ)

★昨日お送りした、ウナギが自宅前に捨てられていたというニュースの犯人が特定された。犯人は16~21歳の青少年で、巡査によると、捨てた理由は何か面白い事をしたかったためだという。少年らは脅迫的・攻撃的な態度を取ったとして警告を受けた。
“Timaru eel throwers ‘thought it was funny'” (stuff.co.nz, NZ)

「日刊 世界のウナギニュース」は 平日の(およそ)毎日、研究室スタッフの山岡が世界のウナギニュースを厳選し、海外のものは抄訳をつけてお届けします。

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