日刊 世界のウナギニュース(2016年4月29日)

★テレビ朝日は「ニホンウナギがワシントン条約の議論回避」という見解を示している
”絶滅危惧種・ニホンウナギ、取引規制の議論は回避へ”(テレ朝news、日本)

★アメリカの大手電力・ガス会社Exelonがアメリカシャッドなどを放流することを合衆国野生生物局と同意したニュースが他サイトでも取り上げられています。
“Exelon reaches agreement to restore fish in Susquehanna” (Yorkdispatch, 
US)
“Exelon to Help Restore American Shad, River Herring to Susquehanna 
River; Ron DeGregorio Comments” (Executive Biz, US)

★ノルウェー南部Kristiansandにある動物園の人工砂浜建設計画に関して、国が任命する知事(Fylkessman、県知事とは異なる)が懸念している。同区域ではかつてはウナギは現在通年採捕禁止となっており、この規則により計画は退けられてきた。しかし動物園園長は、ウナギは砂浜には登ってこない、また自分が泳いでいる時に見かけるので心配する必要はないと主張している。一方知事は、ウナギは厳重保護されている生物であり、そのウナギの生息地が建設により将来的に悪化するのではと話す。また、園から知事への提出書類によると、建設により堆積物中の重金属やヒ素が拡散する可能性もあるとされているが、園側は、汚染されているなら泳ぐ人は誰もいないはずなので心配ないと話している。
“Dyreparken legger sandstrandplanene på is i år” (Fædrelandsvennen, NO)

「日刊 世界のウナギニュース」は 平日の(およそ)毎日、研究室スタッフの山岡が世界のウナギニュースを厳選し、海外のものは抄訳をつけてお届けします。

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