日刊 世界のウナギニュース(2016年3月17日)

★アメリカのデラウェア州が、15日、大西洋沿岸州海洋漁業委員会のアメリカウナギの管理計画に従うことを決めた。このことにより、委員会は金曜日より発効予定だったウナギ漁の一時停止措置を取り下げた。
“Feds withdraw eel fishing moratorium for Delaware” (WMDT, US)
州からの通告

★ヨーロッパ最大のウナギの産地ネイ湖(北アイルランド)のマーケティングが盛ん。アイルランドの高級レストランなどで提供されているほか、イギリスやオランダ、ドイツ等に輸出されている。ネイ湖のウナギは、北アイルランドがEU保護名として認めている製品の一つで年間400t産出されている。
“Lough Neagh’s famous eels making a splash in Dublin and Thailand” (Mid-Ulster Mail, UK)

★1958年にアメリカのイリノイ州で発見された化石”Tully monster (Tullimonstrum gregarium) “は長年、昆虫、軟体動物、脊椎動物のどの仲間に分類されるか議論されていた。Yale大学のMcCoy氏が、現在のヤツメウナ
ギの近縁種である事を突き止めた。
“Fishy origin of bizarre fossil ‘monster’ (BBC, UK)

「日刊 世界のウナギニュース」は 平日の(およそ)毎日、研究室スタッフの山岡が世界のウナギニュースを厳選し、海外のものは抄訳をつけてお届けします。

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