ウナギの成育地 NPOが保護事業 カナダ(日刊 世界のウナギニュース2016年9月27日)

★ウナギの成育地 NPOが保護事業 カナダ
カナダの自然保護団体、Conservation de la Nature Canada(NCC)が26日までに、25の保全事業を行うと発表した。このうち、2つの事業は、アトランティックサーモンやアメリカウナギなどが生育するMalbaie川があるケベック州ガスペ半島で行われる。NCCは1962年から活動しているNPOでこれまで1.1ha相当の土地の保護を行っており、今年は事業費として500万$が投資される。

“Deux nouveaux projets de conservation de la nature en Gaspésie” (Ici Radio-Canada, CA)
http://ici.radio-canada.ca/regions/est-quebec/2016/09/26/001-conservation-canada-quebec-gaspesie-nature.shtml
NCCのサイト:http://www.natureconservancy.ca/en/

★魚類大量死 レユニオン
マダガスカルの東に位置するレユニオン(フランスの県)北部のSaint-Denis川でウナギを含む魚類やエビ等が大量死しているのが発見された。雨量が例年よりも少なく水不足になった事が原因とされているが、住民は保全のために禁漁となっている魚類が大量死している事に対し怒っており、上流側の流れを変える工事により水位が30cm下がった事も原因だとしている。

“La rivière Saint-Denis à sec, une centaine de poissons morts” (LINFO.RE, RE)
http://www.linfo.re/la-reunion/societe/702827-saint-denis-la-riviere-seche-et-les-animaux-aquatiques-retrouves-morts

「日刊 世界のウナギニュース」は 平日の(およそ)毎日、研究室スタッフの山岡が世界のウナギニュースを厳選し、海外のものは抄訳をつけてお届けします。

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