カナダで魚類700匹大量死 プリンスエドワード島(日刊 世界のウナギニュース2016年8月25日)

★カナダで魚類700匹大量死 プリンスエドワード島
カナダのプリンスエドワード島西部のLittle Miminegash川で22日朝、大量の魚類の死体が発見された。原因は現在調査中。23、24日に死体の収集が行われた結果、マス624匹、トゲウオ90匹、エールワイフ3匹、ウナギ1匹計700匹以上が見つかったが全体の10%にも満たないと考えられている。発見者のMurphy氏によると、現場付近では過去9年間にわたり、川の環境改善のためにビーバーのダムやシルトの除去や植林などが行われており、マスの個体数が増えてきていたという。だが調査を行っている公共安全省、司法省の当局からは川の復元には最低3年かかると言われたと話している。同地域は別の場所でも今夏、魚の死亡が報告されている。
“Officials investigating fish kill in Roseville, P.E.I.” (The Guardian, CA)
http://www.theguardian.pe.ca/News/Local/2016-08-22/article-4621586/Officials-investigating-fish-kill-in-Roseville,-P.E.I./1
“Dead fish found in Roseville, P.E.I., watershed” (CBC News, CA)
http://www.cbc.ca/news/canada/prince-edward-island/pei-dead-fish-roseville-1.3731137
“Roseville fish kill cleanup slowed by rotting fish, murky water” (CBC News, CA)
http://www.cbc.ca/news/canada/prince-edward-island/roseville-fish-kill-cleanup-continues-1.3733798

★福井県で魚供養 ウナギなど放流
福井県敦賀市で24日、敦賀魚商協同組合や漁業関係者ら40人が魚供養が行った。毎年お盆の時期に行われ、今年で76回目。参加者は漁獲された魚に感謝し豊漁を願うとともに組合の物故者にも手を合わせた。最後にはウナギやイシダイなどの放流も行われた。
“海の恵みに感謝 敦賀で「魚供養」、40人参列 福井” (産経ニュース、日本)
http://www.sankei.com/region/news/160825/rgn1608250049-n1.html

「日刊 世界のウナギニュース」は 平日の(およそ)毎日、研究室スタッフの山岡が世界のウナギニュースを厳選し、海外のものは抄訳をつけてお届けします。

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