日刊 世界のウナギニュース(2016年5月16日)

★熊本地震による農林水産業の被害額が自然災害によるものとしては過去最大の1300億円以上となった。4月30日の調査時点ではおよそ1,000億円だったが、新たに、ウナギ、ヤマメ、コイなどの水産業の損失分等13億円等が追加され今回の結果となった。
“熊本地震 農林水産被害 1300億円超”(NHK NEWS WEB、日本)

★ニホンウナギがCoP17の議題として提案はされなかったが、安心はしていられない。世界最大のウナギ消費国である日本が率先して資源管理に取り組むべき、と産経新聞社が主張している。
“ニホンウナギ 気緩めず資源管理強めよ”(産経ニュース、日本)

★米メイン州のシラスウナギ漁が採捕期限の6/7よりも早く終わる見通し。今年の取引額は1,450$/ポンドで去年の2,200$/ポンドよりも低い額となっている。
“Harvest Season for Biggest US Producer of Baby Eels Wraps Up”(abcNEWs, 
US)
“Harvest season for biggest US producer of baby eels wraps up” (myAJC, US)
“Maine eel fishermen running out of quota as season wraps up” (The Messenger, US)
“Maine eel fishermen near quota and end of elver season” (Portland Press Herald, US)

「日刊 世界のウナギニュース」は 平日の(およそ)毎日、研究室スタッフの山岡が世界のウナギニュースを厳選し、海外のものは抄訳をつけてお届けします。

コメントは停止中です。