日本時間で2016年5月2日16時過ぎ、ワシントン条約(CITES)事務局が今年9月に開かれる第17回締約国会議(CoP17)で附属書への記載変更の提案を公開しました。ウナギ属魚類は、この提案リストに含まれていませんでした。
CoP17では、EUの提案したウナギ属魚類の取引の実態調査のみが議論されることになるようです。ワシントン条約の締約国会議は3年ごとに開催されますので、EUの提案通りに調査が行われ、その結果附属書への記載が必要と判断されれば、2019年開催のCoP18に対して附属書への記載が提案されることになるでしょう。
日本ができることは、関係国と協力し、実効性のある資源管理の取り組みを進めることです。現状のままでは、3年後に附属書追加が提案される可能性が非常に高いと考えています。
CITES事務局の附属書変更提案リストはココから