日刊 世界のウナギニュース(2016年4月7日)

★宮崎県三郷町の「国際うなぎLABO」等が昨年12月下旬、同県日向市小倉ヶ浜海岸から放流したウナギ3匹の追跡調査から、ウナギが黒潮に乗って北上し、静岡県遠州灘で南下、八丈島付近へ移動していた事が分った。3匹とも捕食されてはいるが、捕食されないように日周鉛直移動をしている事を示すデータも得られた。
“ウナギ 黒潮に乗り回遊 美郷の研究施設が追跡調査” (読売新聞、日本)

★アメリカのニューハンプシャー州のHampton Falls川で4日、27歳の男性がウナギの密漁で逮捕され、漁具と覚せい剤が押収された。男性は2014年にもアメリカウナギの違法採捕で逮捕されている。
“State Fish and Game officials say a Newbury man has been accused of poaching eels in the Hampton Falls River” (Daily Journal, US)

★スウェーデンのウプサラのFyrisånで5日、自治体や大学等が協同でフィッシュカウンターを設置。同地域にはウナギなど15-20種の魚種が生息しており、カウンターにより、戻ってくる魚種や数をカウントできる。カウンターの様子はWebサイトでも確認可能。
“Ny fiskräknare filmar firren”(Upsala Nya Tidning, SE)

「日刊 世界のウナギニュース」は 平日の(およそ)毎日、研究室スタッフの山岡が世界のウナギニュースを厳選し、海外のものは抄訳をつけてお届けします。

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