過去の記事に対するお詫びと修正です。
2015年10月20日に書いた「密漁ウナギに出会う確率は50%?」の一部が,すでに他者により発表された内容であったことをお知らせし,お詫びします。
記事では各都道府県に報告されたシラスウナギの漁獲量と,実際に養殖に用いられたシラスウナギの量の差をもって,「密漁・密売されたシラスウナギの量」としていましたが,これはTRAFFICレポート「ウナギ市場の動態:東アジアにおける生産・取引・消費の分析」(白石・Crook 2015)で発表された内容と一致していました。以下,該当部分です。
「各都道府県から報告されたシラスウ ナギの漁獲量は、2012年から2013年の漁期が2t、2013年から2014年漁期が8tだったのに対し、水産庁 が公表したシラスウナギの漁獲量はそれぞれ5.2tと17.3tであった(Anon, 2014c; 水産庁, 2015b) 。」
当該レポートは記事の末尾に参考文献として記載してありますが,正確には「引用文献」として引用箇所を明記すべきでした。白石さんとVicki,申し訳ありません。今後,より正確な記載を心がけます。