日刊 世界のウナギニュース(2016年6月7日)

★米メイン州のシラスウナギ漁が終わりを迎える。年間割当量に到達した漁業者は既に漁を止めている。同州全体の漁獲可能量は1万ポンド弱だが、5月末の時点では可能量まであと400ポンドまで達していた。
“Maine’s lucrative baby eel fishing season ending for year” (WCSH6, US)
http://www.wcsh6.com/news/local/maines-lucrative-baby-eel-fishing-season-ending-for-year/234413237

他4サイトでも同じ記事が掲載されています。元記事はAP通信社(The Associated Press)。

★フランス北部のÉclusier-Vauxで7月10日、うなぎ祭りが開催される。今年で16回目で、約8千人の来場者が見越まれている。当日はうなぎの燻製400kgがふるまわれたり、カヌーの試乗体験等ができる。
“ÉCLUSIER-VAUX 400 kg d’anguille pour la fête le 10 juillet” (Courrier piccard, FR)
http://www.courrier-picard.fr/region/eclusier-vaux-400-kg-d-anguille-pour-la-fete-le-10-juillet-ia182b0n791666

★世界環境デーの5日、アルジェリア北東部のラムサール条約に指定されているEl Kala国立公園内のOubeïra湖で、環境保護団体のリーダーが、2500ha分の土地の水質を悪化させてきたして政府に抗議し、自殺を図った。同湖では水位低下やウナギの密漁の横行(200の袋網(fyke net)が使われたこともある)が問題となっている。
“Un écolo tente de se suicider pour sauver le lac Oubeïra” (El Watan, DZ)
http://www.elwatan.com/hebdo/environnement/un-ecolo-tente-de-se-suicider-pour-sauver-le-lac-oubeira-06-06-2016-322439_158.php

「日刊 世界のウナギニュース」は 平日の(およそ)毎日、研究室スタッフの山岡が世界のウナギニュースを厳選し、海外のものは抄訳をつけてお届けします。

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